
「get to know」の基本的な意味とは?

「知る(know)」ではなく、「知っていくプロセス」を表す表現です。たとえば、初対面の相手と時間をかけて仲良くなるとき、ある街に引っ越して少しずつ道やお店を覚えていくとき、このように “関係が深まっていく” というイメージで使います。
文法的には「get + to + 動詞の原形(know)」の形になり、目的語には人・場所・物などが来ます。たとえば「get to know someone」は「誰かと親しくなる」「誰かを知るようになる」を意味します。現在形・過去形・進行形などの時制で使えるため、状況に応じて幅広く運用できます。
「get to know」と「know」の違い

たとえば、
“I know him.” は「彼のことを知っている(情報として)」
“I want to get to know him.” は「彼のことをもっと知りたい(関係を築きたい)」
「get to know」と「find out / learn」の違い
「find out」「learn」は事実や情報を明らかにする行為に重点があり、“短時間”で結果として「知る」場合に使われます。一方「get to know」は前項でもお伝えしたように、“時間をかけて”関係や理解を深めるニュアンスがあります。
- I found out that the store was closed.(店が閉まっていることがわかった。)
- I’m getting to know the local culture.(地元の文化にだんだん馴染んでいる。)
【場面別】ネイティブが使う「get to know」の例文
人間関係での使い方
- I want to get to know you better.(あなたのことをもっとよく知りたいです。)
- We got to know each other through work.(仕事を通して仲良くなりました。)
- We got to know each other while working on the project.(私達はそのプロジェクトで一緒に働くうちに仲良くなりました。)
- It takes time to get to know someone.(人と親しくなるには時間がかかるものです。)
この用法は人間関係の距離が縮まる過程を表し、恋愛・友人・職場など、人と距離を縮めるときに便利です!
場所や文化を知るときの使い方
- I’m still getting to know the city.(まだこの街に慣れている途中です。)
- Traveling helps me get to know different cultures.(旅をするといろんな文化を知ることができます。)
- I moved here last year and I’m getting to know the neighborhood.(去年引っ越してきて、今は近所を知っていってるところです。)
例文で、まだこの街に慣れている途中です。とあるように、場所や環境に「馴染む」意味でもよく使われます。
ビジネスやチームでの使い方
- You should take time to get to know your team.(チームのことを知る時間を取った方がいいですよ。)
- We had a team-building event to get to know each other.(お互いを知るためのチームビルディングイベントがありました。)
- New employees often take time to get to know the company culture.(新入社員は会社の文化を理解するまでに少し時間がかかることがあります。)
応用表現・イディオム的用法
「get to know the ropes」は「仕事ややり方のコツを覚える」というイディオムです。
When you first start, you’ll need time to get to know the ropes.(最初はやり方を覚える時間が必要です。)
また「get to know someone’s true colors(本性を知る)」というように、後ろに派生表現をつけて使うこともできます。
よくある質問(Q&A)

Q. 「get to know」はフォーマルな場でも使える?
はい、使えます!特に人間関係を築く場(ビジネスの初対面など)では「I’d like to get to know your team better.」など、丁寧な表現としても自然に使われます。
Q. 現在進行形「getting to know」も使える?
もちろんOKです!「今まさに知っている途中/慣れている最中」というニュアンスで、会話でもよく出てきます。
例:
- I’m still getting to know my new coworkers.(まだ新しい同僚と打ち解けているところです。)
まとめ:英会話で「get to know」を自然に使うコツ
今回は「get to know」の意味と例文を多数紹介!」と言うテーマのブログをお送りしました!
実は筆者自身も、アメリカ・カリフォルニアに住んで7年目になりますが、今でも忘れられないのが、夫との初デートのときに言われた “I wanna get to know you more.” という一言。その瞬間、「ああ、こういう場面で “get to know” って使うんだ!」と、感覚的にスッと理解できたのを覚えています(笑)
「get to know」は、英語圏での人間関係や文化を理解するうえで、とても役立つフレーズです。日本語にスパッと訳すのは難しいですが、意味を知って、実際に使ってみることでどんどん自然に身についていきますよ!
最後に、今日のポイントをおさらいしておきましょう👇
- ✅ 「知っていく過程」を表す表現
- ✅ 人・場所・文化・チームなど幅広く使える
- ✅ “know”との違いは「関係性の深まり」
英語を「知る」だけでなく、「使って親しんでいく」一歩として、ぜひ “get to know” も活用してみてくださいね😊
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