

皆さんは、学生時代occurとhappenは、どちらも「起こる」という意味と習いましたよね。
私もこの2つの単語は自由に入れ替えて使えると思っていて、しかもoccurという単語はあまり使っていませんでした。しかし、アメリカに来て実際に英語で話したり、ニュースやビジネス文書を読んだりすると、occurとhappenでは使われる場面や表現の雰囲気が少し異なることに気づきました。
日本語訳だけを見ると同じように感じられるため、どちらを選べばよいか迷う英語学習者も多いのではないでしょうか。
今回はスピーキング特化型のオンライン留学サービスを提供する「Speaking Success System」(SSS)が、happenとoccurの違いや使い分けを、仕事や日常生活ですぐに使える例文とともに分かりやすく解説します。
happenは日常会話でよく使う「起こる」
happenは、予定していなかった出来事や、偶然の出来事について話すときによく使われます。日常会話で「何があったの?」「何が起きたの?」と聞く場合にも自然な表現です。
happenの基本的な使い方
happenは、基本的に「出来事+happen」の形で使います。
Something strange happened yesterday.
昨日、奇妙なことが起こりました。
What happened at the meeting?
会議で何があったのですか?
The accident happened near the station.
その事故は駅の近くで起こりました。
It happened while I was working.
それは私が仕事をしている間に起こりました。
happenは会話で非常によく使われるため、日常の出来事について話す場合は、まずhappenを選ぶとよいでしょう。
occurはフォーマルな場面で使う「起こる」
occurも「起こる」「発生する」という意味ですが、happenよりもフォーマルな印象があります。ニュース、報告書、ビジネスメール、専門的な説明などでよく使われます。
occurの基本的な使い方
occurは、事故、問題、変化、自然現象などが発生したことを、客観的に伝えるときに適しています。
The error occurred during the update.
アップデート中にエラーが発生しました。
The incident occurred at around 10 p.m.
その事件は午後10時頃に発生しました。
A sudden change occurred in the market.
市場で突然の変化が起こりました。
The problem may occur again.
その問題は再び発生する可能性があります。
仕事でトラブルやシステムエラーについて報告するときは、happenよりoccurを使うと、落ち着いたビジネスらしい表現になります。
happenとoccurの違い
happenとoccurはどちらも「起こる」と訳せますが、主な違いは使われる場面と表現のフォーマルさです。
- happen:日常会話で広く使われる
- occur:報告書やビジネスなど、フォーマルな場面で使われる
例えば、友人に出来事を尋ねる場合は、次の表現が自然です。
What happened yesterday?
昨日、何があったの?
一方、仕事で問題の発生時刻を確認する場合は、occurを使うとフォーマルになります。
When did the problem occur?
その問題はいつ発生しましたか?
意味は似ていますが、日常的に話すときはhappen、客観的に報告するときはoccurと考えると使い分けやすくなります。
仕事や日常生活で使えるhappenとoccurの例文
場面に合った表現を選ぶことで、より自然な英語になります。
仕事で使える表現
Could you explain what happened?
何があったのか説明していただけますか?
The issue occurred after the system update.
システムのアップデート後に問題が発生しました。
Has this problem occurred before?
この問題は以前にも発生しましたか?
We need to find out why this happened.
なぜこれが起きたのかを確認する必要があります。
会話の中で状況を確認するときはhappen、メールや報告書で問題を説明するときはoccurがよく使われます。
日常生活で使える表現
You’ll never believe what happened to me.
私に何があったか、きっと信じられないと思います。
What happens if we miss the last train?
終電に乗り遅れたらどうなりますか?
Accidents can occur at any time.
事故はいつでも起こる可能性があります。
The power outage occurred during the storm.
嵐の最中に停電が発生しました。
日常会話ではhappenが自然ですが、事故や停電などについて客観的に説明する場合にはoccurも使えます。
happenとoccurを使うときの注意点
happenとoccurは、どちらも基本的に目的語を直接取らない自動詞です。
受け身にはしない
日本語の「起こされた」という感覚から、次のような文を作らないように注意しましょう。
誤:What was happened?
正:What happened?
何が起こりましたか?
誤:The accident was occurred yesterday.
正:The accident occurred yesterday.
その事故は昨日発生しました。
happenとoccurは、出来事そのものが「起こる」という意味なので、通常は受け身の形にしません。

まとめ:「happen」と「occur」の違いと使い分けについて
happenとoccurは、どちらも「起こる」「発生する」という意味を持つ動詞です。
日常会話や身近な出来事にはhappen
ビジネス、ニュース、報告書などのフォーマルな場面にはoccur
「何があったの?」と自然に尋ねたいときはWhat happened?、「問題が発生した」と客観的に説明したいときはThe problem occurred.のように使います。
最初から完璧に使い分けようとせず、会話ではhappen、フォーマルな説明ではoccurと覚えておくと、実際の英会話でも選びやすくなるでしょう。
SSSでは、このようなちょっとしたニュアンスの違いや使い方の違いも、詳しく丁寧に解説してくれます。また講師が全員ネイティブだからこそわかる使い方、表現の違いなども学ぶことができます。この違いを理解すると、ご自身の英語が少しグレードアップしていきますよ。
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Q&A
ここからは、happenとoccurに関連する便利な表現や、よくある疑問を紹介します。
happen to+動詞とはどのような意味ですか?
happen to+動詞は、「偶然〜する」「たまたま〜する」という意味です。
I happened to see her at the station.
私は偶然、駅で彼女を見かけました。
Do you happen to know his phone number?
ひょっとして、彼の電話番号を知っていますか?
Do you happen to know〜?は、相手に控えめに質問するときにも使える便利な表現です。ビジネスでのメールのやり取りなどでもよく使います。
occur to someoneとはどのような意味ですか?
It occurs to someone that〜は、「〜という考えが人の頭に浮かぶ」という意味です。
It occurred to me that I had forgotten my wallet.
財布を忘れたことに気づきました。
It never occurred to me that she might resign.
彼女が辞職するかもしれないとは、まったく思いつきませんでした。
この表現のoccurは、出来事が発生するのではなく、考えやアイデアが頭に浮かぶことを表しています。
take placeとの違いは何ですか?
take placeも「起こる」「行われる」と訳されますが、主に予定されているイベントや行事について使います。
The conference will take place next Monday.
その会議は来週の月曜日に開催されます。
happenは予想外の出来事、occurはフォーマルな出来事や現象、take placeは予定されたイベントに使われることが多い表現です。
What happened to〜?はどのように使いますか?
What happened to〜?は、「〜はどうなったのですか?」「〜に何があったのですか?」と質問する表現です。
What happened to your phone?
あなたのスマートフォンはどうしたのですか?
What happened to the original plan?
当初の計画はどうなったのですか?
人だけでなく、物や計画の状況を尋ねるときにも使えます。






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