英語の過去形と過去分詞の違いは?

昔覚えた英語の過去形と過去分詞、これらの違いをしっかりと説明できますか?昔覚えた2つの違いをスッキリと理解できると、英語の文章を作るのがパズルのように楽しくなりますよ!

今回は、スピーキング向上に特化したスピーキングサクセスシステム(SSS)が、難しい文法用語や「動詞になる・ならない」といった説明は一切やめて、「なるほど!」と直感的にわかる言葉で解説します。

過去形とは?文の結論をズバッと言い切る「〜した」

過去形とは、シンプルに「〜した」と文の結論をズバッと言い切る言葉です。他の言葉に頼らなくても、これだけで話を終わらせることができます。

例文:I broke my smartphone yesterday.
(昨日、私はスマホを壊した。)
解説:私(I)がどうしたのか?「壊した(broke)」と、過去に起きた事実をこの1語だけでズバッと言い切って文を完成させています。これが過去形の役割です。

過去分詞とは?それだけでは言い切れない「着せ替えパーツ」

一方で過去分詞は、「壊した」とズバッと言い切ることができない言葉です。そのままでは文の結論になれません。

過去分詞は、他の言葉とくっついて「〜された状態」や「〜してしまった状態」に変身するための「着せ替えパーツ」のようなものだと考えてみてください。

よく使われる3つの変身パターンを紹介します。

haveとくっついて「今の状態」を伝える(過去完了形)

haveと一緒に使うと、「昔〜してしまって、今はこんな状態です」と、今の状況を伝えることができます。

I have broken my smartphone.
(スマホを壊してしまった。)
解説:「スマホを壊してしまい、今も画面が割れたまま使えないよ」という今の困った状況まで相手に伝わります。

be動詞とくっついて「〜される」を伝える(受動態)

amやisなどのbe動詞と一緒に使うと、「〜される」「〜された」という受け身の意味に変わります。

My smartphone was broken.
(私のスマホは壊された。)
解説:自分が「した」のではなく、スマホが被害にあって「された」という状況を表します。

モノにくっついて「どんな状態か」を説明する(形容詞の役割)

モノの名前のすぐ前にくっつけて、「〜されたモノ」と状態を詳しく説明する飾り(シールのようなもの)としても使えます。

I need to fix my broken smartphone.
(壊れたスマホを直さなきゃ。)
解説:broken(壊された)というパーツが、smartphone(スマホ)にくっついて、「どんなスマホなのか」を分かりやすく説明しています。

仕事の連絡で「have + 過去分詞」がよく使われる理由

少しだけ実践的なお話をします。社会人が仕事のメールやチャットで報告をする時、ただの過去形ではなく、haveと過去分詞をセットにした形がとてもよく使われます。

その理由は、仕事では「過去に何をしたか」よりも「その結果、今はどうなっているか」を伝えることの方が大事だからです。

I have sent the email to the client.
(クライアントにメールを送信しました。)
解説:ただの過去形で「送った」と言うだけでなく、haveと過去分詞を組み合わせることで「もう送ったので、今は相手の手元にあって確認できる状態です」と、今の状況までしっかり報告することができます。

カフェで気づいた過去分詞の身近な使われ方

英語学習を始めたばかりの頃、ネイティブの友人とカフェに行って、過去分詞がどれだけ生活に溶け込んでいるか気がついたことがあります。

友人が席を立ちながら「私の iced coffee(アイスコーヒー)味見する?」と言いました。

「ice(氷)」という言葉は知っていましたが、なぜ最後にdがついてiced(過去分詞の形)になっているのか不思議でした。友人に聞いてみると、「氷を入れられた(冷やされた)コーヒー」だからiced coffeeと言うのが自然なんだよ、と教えてくれました。

よく考えてみれば、ゆで卵(boiled egg = ゆでられた卵)も、冷凍食品(frozen food = 凍らされた食べ物)も全く同じです。

過去分詞は難しい文法ではなく、「〜された状態」を表す便利な着せ替えパーツなんだと、スッと腑に落ちた瞬間でした。

まとめ:英語の過去形と過去分詞の違いは?

今回は、英語の過去形と過去分詞の違いについて解説しました。ポイントをおさらいしましょう。

  • 過去形は、「〜した」と文の結論をズバッと言い切る言葉
  • 過去分詞は、それだけでは言い切ることができない「着せ替えパーツ」
  • 過去分詞は、haveやbe動詞とくっついたり、モノにくっついて状態を説明したりする
  • 仕事の報告では、今の状況を伝えるために「have + 過去分詞」がよく使われる

「文を言い切れるかどうか」という違いさえ覚えておけば、もう迷うことはありません。SSSのオンライン英会話レッスンで、講師と一緒に楽しく声に出しながら、自然に使いこなせるように練習していきましょう!

Q&A

過去形と過去分詞で、形が全く同じ単語(playedなど)があるのはなぜですか?見分け方はありますか?

規則的に変化する動詞は、過去形も過去分詞も同じ形になります。見分けるコツは「前にhaveやbe動詞がいるか」「モノの前にくっついているか」を見ることです。前に何もいなくて「〜した」と言い切っていれば過去形、haveやbe動詞とセットになっていれば過去分詞です。

過去分詞の表(go, went, goneなど)を暗記するのが苦手です。コツはありますか?

スペルをノートに何回も書いて覚えるよりも、音のリズムで覚えるのがおすすめです。do-did-doneなど、声に出して耳から覚えるとスッと頭に入ります。また、自分自身の身近な言葉を使って短い文を作り、声に出すのも効果的です。

なぜ「過去」分詞という名前なのに、今の状態を表せるのですか?

名前に「過去」とついていますが、実際には「動作が終わった状態」を表す言葉だからです。その終わった状態をhave(今持っている)と一緒に使うことで、「終わった状態を今抱えている」=「今の状態」を表現できるようになります。名前のややこしさに惑わされず、使い方に注目してみてください。 

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