

皆さんはよく外食しますか?それとも美味しいレストランの料理をテイクアウトで持って帰って、家でゆっくり食べるのが好きですか?コロナ禍以降、たくさんのレストランの料理をテイクアウトすることができるようになりましたよね。
海外で食べ物を持ち帰りたいとき、「take away」と「take out」のどちらを使えばよいのか迷ったことはありませんか?take awayは主にイギリス英語で使われる表現ですが、国や場面によって自然な言い方が異なります。また、「テイクアウトしてください」という感覚でtake outを使うと、少し不自然に聞こえる場合もあります。
今回はスピーキング特化型のオンライン留学サービスを提供する「Speaking Success System」(SSS)が、take awayとtake outの違いや、飲食店ですぐに使える注文フレーズをわかりやすくご紹介します。
take awayとtake outの基本的な違い
take awayとtake outは、どちらも食べ物の「持ち帰り」に関連して使われます。ただし、よく使われる地域や文の形に違いがあります。
take awayは主にイギリス英語
イギリスやオーストラリアなどでは、持ち帰りの食事をtakeawayと呼ぶことがあります。
Can I get this to take away?
これを持ち帰りにできますか?
Is this for here or to take away?
店内でお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか?
名詞として使う場合は、takeawayと一語で書かれることが一般的です。
Let’s get a takeaway tonight.
今夜は持ち帰りの料理を買おう。
イギリス英語では、持ち帰り専門店そのものをa takeawayと呼ぶこともあります。
take outは主にアメリカ英語
アメリカ英語では、持ち帰りの食事をtakeoutと呼びます。
Let’s order takeout tonight.
今夜は持ち帰りの料理を注文しよう。
We had Chinese takeout for dinner.
夕食に持ち帰りの中華料理を食べました。
こちらも、食事を表す名詞や形容詞として使う場合はtakeoutと一語で書くことが一般的です。
I’d like to place a takeout order.
持ち帰りの注文をしたいです。
「take out」は海外の飲食店で通じない?
take outという表現自体は英語として正しいため、まったく通じないわけではありません。
ただし、日本語の「テイクアウト」の感覚で使うと、不自然になることがあります。
「Take out, please.」は少し不自然
日本では、料理を持ち帰りたいときに「テイクアウトで」と言います。その感覚で次のように言いたくなるかもしれません。
Take out, please.
意味を推測してもらえる可能性はありますが、英語としては言葉が足りず、自然な注文フレーズとはいえません。
アメリカの飲食店では、次のように言うのが自然です。
To go, please.
持ち帰りでお願いします。
Can I get this to go?
これを持ち帰りにできますか?
イギリスでは、次の表現がよく使われます。
To take away, please.
持ち帰りでお願いします。
Can I have this to take away?
これを持ち帰りにできますか?
動詞のtake outには別の意味もある
take outを二語の動詞として使うと、食べ物の持ち帰り以外にもさまざまな意味を表します。
Please take out the trash.
ゴミを出してください。
He took his wallet out of his bag.
彼はバッグから財布を取り出しました。
I’m taking my parents out for dinner.
両親を夕食に連れていきます。
そのため、Take outだけでは「何を取り出すの?」「誰を連れ出すの?」と感じられることもあります。
持ち帰りを伝えたい場合は、to goやto take awayを使うとスムーズです。
take awayには「持ち帰り」以外の意味もある
take awayは、飲食店での持ち帰り以外にもよく使われます。
基本的なイメージは、「ある場所から何かを持っていく」です。
「持ち去る」「取り除く」
物を別の場所へ持っていくときに使います。
Please take these boxes away.
この箱を持っていってください。
The waiter took away our empty plates.
店員が空いたお皿を下げてくれました。
人から物を取り上げる場合にも使えます。
The teacher took his phone away.
先生は彼のスマートフォンを取り上げました。
「学びや印象を得る」
会議や授業、経験などから得た学びを表す場合にもtake awayを使います。
What did you take away from the meeting?
その会議から何を学びましたか?
The main thing I took away from the presentation was the importance of preparation.
そのプレゼンから得た一番の学びは、準備の大切さでした。
ビジネスでは、重要なポイントをtakeawayと呼ぶこともあります。
Here are the three key takeaways from today’s meeting.
今日の会議の重要なポイントを3つご紹介します。
飲食店で使えるtake awayの実践フレーズ
ここからは、海外のカフェやレストランですぐに使えるフレーズを見ていきましょう。
注文するとき
イギリス英語では、次のように注文できます。
A coffee to take away, please.
コーヒーを持ち帰りでお願いします。
Can I get this sandwich to take away?
このサンドイッチを持ち帰りにできますか?
I’d like two teas to take away.
紅茶を2つ、持ち帰りでお願いします。
アメリカでは、to goを使うほうが自然です。
A coffee to go, please.
コーヒーを持ち帰りでお願いします。
Can I get this to go?
これを持ち帰りにできますか?
I’d like to order some food to go.
持ち帰り用の料理を注文したいです。
食べきれなかった料理を持ち帰るとき
レストランで食べきれなかった料理を持ち帰りたい場合は、次のように言えます。
Can I get this to go?
これを持ち帰りにできますか?
Could you box this up for me?
これを持ち帰り用の箱に入れていただけますか?
Can I have a box for this?
これを入れる箱をいただけますか?
国やお店によっては持ち帰りができないこともあるため、まずは店員に確認してみましょう。
take awayとtake outの使い分け
食べ物について話す場合は、地域に合わせて表現を使い分けると自然です。
イギリス英語での使い分け
イギリスでは、持ち帰りの注文にtake awayがよく使われます。
Is that to eat in or take away?
店内で食べますか、それとも持ち帰りですか?
We ordered a takeaway.
私たちは持ち帰りの料理を注文しました。
アメリカ英語での使い分け
アメリカでは、注文時にはto go、持ち帰りの料理を表すときはtakeoutがよく使われます。
Is that for here or to go?
店内で食べますか、それとも持ち帰りですか?
We ordered takeout.
私たちは持ち帰りの料理を注文しました。
海外で迷ったときは、次の2つを覚えておくと便利です。
イギリスではto take away
アメリカではto go
take awayと似た表現の違い
take awayと一緒に覚えておきたい表現も確認してみましょう。
Bring
bringは、「話し手や聞き手がいる場所へ持ってくる」という意味です。
Can you bring me a glass of water?
お水を一杯持ってきてもらえますか?
take awayが「その場所から持っていく」のに対し、bringは「こちらへ持ってくる」というイメージです。
Pick up
pick upは、注文した料理を「受け取りに行く」という意味でよく使われます。
I’ll pick up the food on my way home.
帰宅途中に料理を受け取ってきます。
オンラインや電話で事前に注文した料理を店舗で受け取る場面にぴったりです。
まとめ:「take away」と「take out」の違いは?「take out」は通じない?
食べ物の持ち帰りについて話す場合、take awayとtake outの主な違いは、よく使われる地域です。
- take awayは主にイギリス英語
- takeoutは主にアメリカ英語
- アメリカの注文ではto goが自然
- 「Take out, please.」だけでは少し不自然
- take outという動詞には「取り出す」「連れ出す」などの意味もある

take outが通じないわけではありませんが、日本語の「テイクアウト」と同じ感覚で使えるとは限りません。
お店で持ち帰りをお願いするときは、アメリカなら「To go, please.」、イギリスなら「To take away, please.」と覚えておくと安心です。
まずはカフェで注文する場面をイメージしながら、「Can I get this to go?」や「Can I have this to take away?」を声に出して練習してみましょう。
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Q&A
ここでは、本文では紹介していないtake awayの関連表現や使い方をご紹介します。
Away from hereをつける必要はありますか?
take awayには、それ自体に「その場所から離れたところへ持っていく」という意味があります。そのため、通常はaway from hereと付け足す必要はありません。
Please take this away.
これを持っていってください。
ただし、どこから離すのかを強調したい場合はfromを使えます。
Please take the chair away from the door.
その椅子をドアのそばから移動させてください。
Key takeawayとはどういう意味ですか?
key takeawayは、「最も重要な学び」や「覚えておくべきポイント」という意味です。
The key takeaway is that we need to communicate more clearly.
最も重要なポイントは、もっと明確にコミュニケーションを取る必要があるということです。
会議やプレゼン、セミナーのまとめでよく使われます。
Takeaway cupとは何ですか?
takeaway cupは、持ち帰り用のカップを表すイギリス英語の表現です。
Can I have a takeaway cup?
持ち帰り用のカップをいただけますか?
アメリカではto-go cupやdisposable cupと呼ばれることがあります。
Dine inとはどういう意味ですか?
dine inは、料理を持ち帰らず、店内で食べることを表します。
Will you be dining in or taking away?
店内でお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか?
ただし、実際の飲食店ではfor here、eat in、to stayなどの表現が使われることもあります。










