英語を話せるようになるのに文法学習は必要か?

このページにたどり着いた皆さんのほとんどが、「英語を話せるようになりたい!」と思っていらっしゃると思います。英語の学習には単語、文法、発音など色々な学習要素がありますが、中でも特に文法学習が嫌いだという人は多いのではないでしょうか。

実際「英語は話せるようになりたいけど、英文法をまた勉強するのは嫌だなぁ」とか「学生時代に英文法の授業は嫌いだった」という話は英語学習者の間でもよく耳にします。かくいう筆者も英文法の授業は大の苦手で、「英語を話せるようになるのに文法の勉強なんて必要?」と疑問に思っていました。

というわけで今回の記事では「英語を話せるようになるために文法学習は必要なのか」という問いについて、様々な角度から考えてみたいと思います。

文法学習の必要性

「英語を話せるようになるのに、文法学習は必要か?」

単刀直入に答えを言ってしまうと、YESです。私たちが物心ついた頃、最初に覚えるのは確かに「単語」です。そしてそこから母国語を話せるようになったのは、周りの大人や子供たちがどんどん話しかけてくれて、それを見よう見まねで覚えてきたからですよね。

この理論で考えると、①まずは単語を覚える、②英語だけの環境に身を置く、③見よう見まねで実践というのが一番自然な言語学習法だということになります。

確かに実際子供たちはこのようにして言語を習得していくのでこの理論にも一理ありますが、これは効率的な方法だとは言えません。覚えた「単語」を「文章」にするには、一定のルールがあって、「文法」はそのルールとなるものだからです。いくら単語を知っていても、この文法という基礎ルールを把握していないと、意味が正しく伝わらない文章になってしまいます。

たった一語の違いで意味が変わってしまう!

例えば英語には、学校でも必ず習う「SVO(主語+動詞+目的語)」という文法のパターンがあります。

① I learn English.  私は英語を学びます。

② I am learning English.  私は英語学んでいます。

③ I am learning in English.  私は英語学んでいます。

この3つの文は中学校で習う「現在形」と「現在進行形」の形です。

例えば①と②の文章をネイティブスピーカーとの会話で使ったとしたら、「へぇ、英語を勉強してるのね。」と分かってくれると思います。しかし、③はどうでしょう。

「私は英語で学んでいます」と言われたら、おそらく多くの人は「何を?」と聞き返すと思います。「in」という前置詞がつくだけで、全く意味が変わってくることがお判りいただけたでしょうか。

話すときに文法を間違ってはいけないのか?

日本には間違うことを良しとしない完璧主義の人が多く、英語学習においても「間違わないように話さなきゃ!」「文法ばっかり考えて会話にならない!」という悩みはよく聞きます。もちろん、ミスは少ないに越したことはないですが、そればかり考えていたら当然黙ってしまうことが増えてしまいます。

会話はコミュニケーションです。少しぐらい文法が間違っていてもお互いの意思疎通ができていれば問題ないと思います。黙ってしまうより、どんどんアウトプットしてコミュニケーションをとってみることの方が大切です。その中でもし間違いを訂正してくれる人がいたら、どんどん英会話が上達していくはずです。

しかしながら、もっとスムーズに英語で会話がしたい!正しい英語を話したい!という人には、やはり文法学習は避けては通れません。効率的に文法とスピーキングを上達させていくには、やはり重要なメソッドがあります。

文法とスピーキングを上達させる練習メソッドとは

1. 英文法を英語で学習する

日本人の多くは英語を話そうとするとき「日本語→英語」に頭の中で訳そうとする傾向があります。もちろん簡単な文章であればこの方法でもきちんと伝わります。しかしながら、英語と日本語は本質的にかなり異なる言語なので、日本語にできないニュアンス、日本語では説明できない文法があります。あまり日本語での学習ばかりに頼りすぎると、この部分で行き詰まってしまいます。

英文法を英語で学習することで、日本語だと伝わりにくいニュアンスそのままを、ネイティブの感覚で体得することができるのです。

2. インプットとアウトプットを繰り返す

英文法の学習というと、どうしてもひたすら参考書を片手に問題集を解いて暗記して...といういわゆる「詰め込み式」の学習法に慣れている人が多いです。これは日本の受験システムが原因で、この勉強法に慣れているため他の勉強の仕方が分からないという人も多いです。

確かに文法の知識を「インプット」することは必要です。インプットがなければ新しい知識を取り入れることはできませんし、テスト勉強などには役立ちます。でも、その「インプット」の方法を変えてみてはどうでしょう。

例えば、文法を英語で学ぶのに「音(リスニング)」として学ぶという方法があります。「音」を通して学ぶことで、ネイティブの感覚で文法を体得でき、耳で聞いて理解できるようになれば、リスニングの力がつき飛躍的に英語力が伸びます。

とはいえ、インプットだけで英語を話せるようになるのか?というと残念ながらあまり期待できません。最初に知識を取り入れるのは「インプット」の作業ですが、その知識を定着させるには「アウトプット」が不可欠だということを忘れないでください。

アウトプットには、実際に声に出してみる、学習した文法を会話で使ってみる、などの方法があります。このアウトプットの機会が多ければ多いほど、知識が定着していくのです。

筆者自身、英語に触れ始めたのは10歳のころで、当時はネイティブスピーカーから英会話を習いに行っていました。その時は苦手意識があり話せるようにはならなかったのですが、その後中学で英語の文法を学習した際に、面白いことが起こりました。今まで英会話で習ってきていた文章と文法がつながり、「この文法を使って明日先生に話してみよう」と自らアウトプットの機会を作る意欲が沸いたのです。

これがきっかけで筆者の英語力はどんどん上達し、高校生のころには日常会話には全く困らないレベルまで行くことができました。「インプット」したものをすぐに「アウトプット」することが、英会話の近道であることに自ら気づいたのです。

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