「be careful」を完全攻略!with・of・when・not toを使いこなす英語表現マニュアル

日常英会話で「気をつけて!」と相手に注意を促す時、誰もが最初に思い浮かべるのがbe carefulというフレーズですよね。しかし、「〜に気をつけて」と具体的に伝えたい時、後ろにどんな前置詞や言葉を続ければいいのか迷ったことはありませんか?

今回は、スピーキング向上に特化したスピキングサクセスシステむ(SSS)が、定番フレーズであるbe carefulの後ろに続く「with・of・when・not to」の正しい使い分けと、ネイティブが持つ細かいニュアンスの違いを徹底解説します。

それぞれの後ろに続く言葉のルールを理解すれば、もう会話の途中で言葉に詰まることはなくなります!

be careful withのニュアンスと使い方

withには「〜と一緒に」「〜を伴って」というイメージがあります。そこから派生して、be careful withは「手に持っているもの」や「自分が扱っているもの」に対して注意を払う時に使われます。

壊れやすいもの、危険な道具、あるいは自分が発する言葉など、「自分のコントロール下にあるものの取り扱い」に気をつけてほしい場面で活躍します。

Please be careful with that glass. It is very fragile.
(そのグラスの取り扱いに気をつけてください。とても割れやすいので。)
解説:相手が手に持っているグラスという対象物に対して、落として割らないように「扱い方」への注意を促しています。

You should be careful with your words.
(自分の言葉遣いには気をつけるべきだ。)
解説:物理的な物だけでなく、自分が発する言葉(自分が扱うもの)に対しても使うことができます。

be careful ofのニュアンスと使い方

ofには「〜から離れて」「〜の周辺」といったイメージがあり、be careful ofは「自分の外側にある危険なもの」や「予測できない脅威」に対して注意を促す時に使われます。

自分ではコントロールできない外部の危険(猛犬、スリ、段差、車など)から身を守ってほしい、警戒してほしいというニュアンスになります。

Be careful of the dog. It sometimes bites.
(その犬に気をつけて。時々噛みつくから。)
解説:自分ではどうにもできない「犬」という外部の危険対象に対して、警戒するように伝えています。

Be careful of pickpockets in this area.
(このエリアではスリに警戒してください。)
解説:いつ襲ってくるかわからないスリという脅威から身を守るための注意喚起です。

withとofの決定的な違い

迷った時は「対象物を自分がコントロールできるかどうか」で判断しましょう。自分が操作・扱うものならwith、自分に危害を加えるかもしれない外部の脅威ならofを使います。

be careful whenのニュアンスと使い方

whenは「〜する時」という時間を表す接続詞です。したがって、be careful whenは「特定の動作や行動をするタイミング」で気をつけてほしい時に使います。

whenの後ろには必ず「主語+動詞」の文章が続き、具体的な状況を説明できるのが特徴です。

Be careful when you cross the street.
(通りを横断する時は気をつけてね。)
解説:「通りを横断する」という具体的な行動を起こすタイミングでの注意を促しています。

Be careful when you drive at night.
(夜に運転する時は気をつけて。)
解説:夜間の運転という特定のシチュエーション全体に対する安全の確認を促しています。

be careful not toのニュアンスと使い方

not toは「〜しないように」という否定を表します。be careful not toで「(うっかり)〜しないように気をつけて」という意味になり、失敗やミスを未然に防ぐための表現として非常に便利です。

not toの後ろには、必ず動詞の原形が続きます。

Be careful not to drop your phone.
(携帯電話を落とさないように気をつけてね。)
解説:落とすというネガティブな結果を引き起こさないように注意を促しています。

Be careful not to forget your passport.
(パスポートを忘れないように気をつけてください。)
解説:旅行前など、うっかりミスを防ぐための声かけとして定番のフレーズです。

日本人が間違えやすい別れ際の「気をつけてね」

日本人が友人や同僚との帰り際に「気をつけて帰ってね!」と声をかける時、直訳してbe carefulと言ってしまう人が非常に多くいます。しかし、これはネイティブには少し不自然に聞こえることがあります。

帰り際の一般的な挨拶として「気をつけてね」と言いたい場合は、Take care!を使うのが正解です。Take careは「じゃあね、元気でね(自分の体を大切にね)」という意味で、別れ際に日常的に使われるフレンドリーな挨拶です。

一方でbe carefulは、これまで解説してきた通り「特定の危険に対する注意喚起」のニュアンスが強くなります。

そのため、普通の帰り道にbe carefulと言ってしまうと、「帰り道、事故や事件に気をつけて(何か具体的な危険があるかもしれないから)」という少し深刻な響きになってしまい、相手を不必要に心配させてしまうかもしれません。

Take careとBe carefulの使い分け

  • 日常の別れ際ならTake care
  • 足元が暗いなど具体的な危険を伝えたい時だけbe careful

まとめ:「be careful」を完全攻略!with・of・when・not toを使いこなす英語表現マニュアル

今回は、日常会話で欠かせない注意喚起の英語表現について、前置詞ごとの使い分けや日本人によくある間違いをたっぷりと解説しました。ポイントをおさらいしましょう。

  • be careful withは自分の手で扱うものや言葉の「取り扱い」に気をつける時
  • be careful ofは自分ではコントロールできない「外部の危険や脅威」に気をつける時
  • be careful whenは特定の動作をする「タイミングや状況」で気をつける時
  • be careful not toは失敗やミスを「しないように」気をつける時
  • 帰り際の「気をつけてね」という挨拶にはTake careを使う

後ろに続く言葉を少し変えるだけで、相手に伝わるニュアンスは大きく変わります。SSSのレッスンは、このような助動詞によるニュアンスの違いなどについてもネイティブスピーカーの講師がわかりやすく説明します。ネイティブの英語だけのレッスンで、本当にこの違いを理解できるの?と思いがちですが、レッスンの中で例文を自分の生活に置き換えて練習させてくれるので、英語を英語のニュアンスとして頭に入ってくるので、実施の会話で使いやすくなります。

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Q&A

Watch out!とBe careful!の違いは何ですか?

どちらも「気をつけて!」という意味ですが、緊急度が異なります。Watch out!は「危ない!」という切羽詰まった状況(例えば、ボールが飛んできた時や車が急接近した時など)でとっさに使われます。一方のBe careful!は、前もって「怪我しないようにね」と一般的な注意や気遣いを促す、より落ち着いた表現です。

be careful aboutという表現も聞いたことがありますが、ofやwithとどう違いますか?

be careful aboutは「〜について慎重になる、注意深く考える」というニュアンスで使われます。例えば食事の内容や、お金の使い道、個人情報の取り扱いなど、物理的な危険というよりも「選択や決定」に対して慎重になるべきだと言いたい時に便利な表現です。

会話の中で、短縮してCareful!とだけ言うことはできますか?

はい、非常にカジュアルな日常会話では主語と動詞を省略してCareful!(気をつけて!)と一言だけ声をかけることがよくあります。家族や親しい友人に対して、例えば熱いお皿を運んでいる時などにサッと注意を促す際に便利な表現です。 

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