Do you likeの後は複数形?単数形?I like an appleは間違い?

英語で「りんごは好きですか?」と言いたいとき、Do you like apple? なのか Do you like apples? なのか迷ったことはありませんか?
特に do you like の後ろにくる名詞は、単数形にするのか、複数形にするのかで悩みやすいポイントです。

今回はスピーキング特化型のオンライン留学サービスを提供する「Speaking Success System」(SSS)が、do you like の後にくる名詞の形や、I like an apple が正しいのかどうかを、英語学習者向けにわかりやすく解説します。

Do you likeの後は基本的に複数形

「〜が好きですか?」と一般的な好みを聞くとき、do you likeの後には、数えられる名詞であれば基本的に複数形を置きます。

たとえば、次のように言います。

日本語 英語
りんごは好きですか? Do you like apples?
犬は好きですか? Do you like dogs?
映画は好きですか? Do you like movies?
本は好きですか? Do you like books?
子どもは好きですか? Do you like children?

ここで大切なのは、「1つのりんご」「1匹の犬」について聞いているのではなく、その種類全体が好きかどうかを聞いているということです。

つまり、
Do you like apples?は「りんごという食べ物は好きですか?」
Do you like dogs? は「犬という動物は好きですか?」
という意味になります。

なぜapplesのように複数形にするの?

英語では、数えられる名詞を使って「一般的に〜が好き」と言うとき、複数形にするのが自然です。

たとえばappleは1個、2個と数えられる名詞です。

そのため、「りんご全般が好き」と言いたいときは、1個のりんごではなく、りんごという種類全体を表すためにapplesと複数形にします。

正しくは次のようになります。

I like apples.
私はりんごが好きです。

Do you like apples?
りんごは好きですか?

一方で、I like apple.Do you like apple? は、日常会話で「りんごが好き」と言いたい場合には不自然に聞こえることが多いです。

I like an appleは間違い?

I like an apple. は、文法だけを見ると完全に不可能な文ではありません。
しかし、「私はりんごが好きです」という意味で使うなら、かなり不自然です。

「りんごが好きです」と言いたいなら、自然な英語は次の形です。

I like apples.

では、I like an apple. はどのように聞こえるのでしょうか?

an apple は「1つのりんご」という意味です。
そのため、I like an apple. と言うと、「私は1つのりんごが好きです」のように聞こえてしまい、何を言いたいのか少し不自然になります。

ただし、次のように文脈があれば使える場合もあります。

I like an apple in the morning.
朝にりんごを1つ食べるのが好きです。

この場合は、「りんご全般が好き」というより、「朝にりんごを1つ食べる習慣が好き」という意味になります。

I like applesとI’d like an appleの違い

英語学習者が特に混乱しやすいのが、I like apples.I’d like an apple. の違いです。

この2つは見た目が似ていますが、意味は大きく違います。

英文 意味
I like apples. 私はりんごが好きです。
I'd like an apple. りんごを1つください/りんごを1つ欲しいです。

I like apples. は「好み」を表します。

一方、I’d like an apple. は「欲しい」「ください」という意味です。

つまり、カフェやお店などで「りんごを1つください」と言いたいときは、I like an apple. ではなく、I’d like an apple. を使います。

発音では I’d like が短く聞こえるため、I like と混同しやすいですが、意味は別物です。

単数形を使うのはどんなとき?

Do you like の後に単数形が来ることもあります。ただし、その場合は「一般的な好み」ではなく、特定のものについて話していることが多いです。

たとえば、目の前にあるりんごについて聞くなら、次のように言えます。

Do you like this apple?
このりんご、気に入った?

Do you like the apple?
そのりんご、気に入った?

この場合は、りんご全般ではなく、「このりんご」「そのりんご」という特定の1つを指しています。

つまり、違いは次のようになります。

英文 意味
Do you like apples? りんごは好きですか?
Do you like this apple? このりんごは気に入りましたか?
Do you like the apple? そのりんごは気に入りましたか?

一般的な好みなら apples。特定の1つについて話すなら this applethe apple と覚えておくとわかりやすいです。

数えられない名詞の場合は複数形にしない

ここまで「数えられる名詞は複数形にする」と説明しました。では、数えられない名詞の場合はどうなるのでしょうか?数えられない名詞は、基本的に複数形にしません。

たとえば、次のような単語です。

日本語 英語
water
コーヒー coffee
音楽 music
英語 English
チーズ cheese
ご飯・米 rice

これらは一般的な好みを表す場合でも、そのまま使います。

Do you like coffee?
コーヒーは好きですか?

Do you like music?
音楽は好きですか?

Do you like cheese?
チーズは好きですか?

Do you like English?
英語は好きですか?

このように、数えられる名詞は複数形、数えられない名詞はそのままというのが基本ルールです。

よくある間違いと自然な言い方

英語学習者が間違えやすい表現を、自然な英語に直してみましょう。

不自然な英語 自然な英語 日本語
Do you like apple? Do you like apples? りんごは好きですか?
I like an apple. I like apples. りんごが好きです。
Do you like dog? Do you like dogs? 犬は好きですか?
I like a cat. I like cats. 猫が好きです。
Do you like movie? Do you like movies? 映画は好きですか?
I like a book. I like books. 本が好きです。

日本語では「りんごが好き」「犬が好き」のように単数・複数をあまり意識しません。そもそも日本語には、可算名詞・不可算名詞という考え方がないからです。しかし英語では、名詞が数えられるかどうかによって形を変える必要があります。

会話ではどう使えばいい?

実際の英会話では、次のように使えます。

A: Do you like apples?
りんごは好き?

B: Yes, I do. I like apples a lot.
うん、好き。りんごはかなり好きだよ。

A: Do you like dogs?
犬は好き?

B: Yes, I love dogs.
うん、犬が大好き。

A: Do you like coffee?
コーヒーは好き?

B: Not really. I prefer tea.
あまり好きじゃない。紅茶のほうが好き。

A: Do you like this cake?
このケーキ、気に入った?

B: Yes, it’s really good.
うん、すごくおいしい。

会話で大切なのは、ルールを暗記するだけでなく、実際に口に出して練習することです。SSSでは、こうした細かい文法の違いも、スピーキングの中で自然に使えるように練習していきます。

Do you likeの後ろを決めるポイント

迷ったときは、次のように考えてみましょう。

数えられる名詞で、一般的な好みを言う場合
→ 複数形にする
例:Do you like apples? / I like dogs.

数えられない名詞の場合
→ そのまま使う
例:Do you like coffee? / I like music.

特定の1つについて話す場合
→ this / that / the / my などをつける
例:Do you like this apple? / I like the movie.

この3つを押さえておくと、Do you like の後に単数形を置くべきか、複数形を置くべきか判断しやすくなります。

まとめ:Do you likeの後は複数形?単数形?I like an appleは間違い?

Do you like の後にくる名詞は、一般的な好みを表す場合、数えられる名詞なら基本的に複数形にします。

そのため、「りんごは好きですか?」は次のように言います。

Do you like apples?

また、「私はりんごが好きです」は次のように言います。

I like apples.

I like an apple. は文法的に完全な間違いとは言い切れませんが、「りんごが好きです」という意味では不自然です。「りんごを1つ欲しいです」と言いたい場合は、I’d like an apple. を使いましょう。

英語では、日本語よりも単数・複数の区別が大切です。特にスピーキングでは、とっさに正しい形を選べるようになることが重要です。

SSSでは、文法知識を「知っている」だけで終わらせず、実際の会話で自然に「使える」英語力を身につけることを目指しています。何度も何度も口に出すことで、考えなくてもスルっと言葉が出てくるようになるまで練習することが必要です。発話量の多さもSSSの特徴!

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