「サマータイム」は和製英語だった!英語で「サマータイム」は何と言う?

いよいよ3月9日からスタートしたサマータイム。日本にいるとサマータイムはあまり馴染みがないかもしれませんが、北米とヨーロッパの一部の国では毎年実施されています。サマータイムとは、一般的に日照時間が長い夏季に、標準時を1時間進めて日中の時間を有効に活用しようとする制度で、アメリカでは一大イベントとなっています。

ここ数年、健康への影響や社会的混乱を招くことなどが原因でサマータイムを廃止にするという動きも出てきており、ハワイやアリゾナ州の一部ではサマータイムが導入されていないところもあります。2025年は3月9日から11月2日までがサマータイムの期間で、いつもより1時間早くなります。

私は、サマータイムに入る前日に友人へ「Summer time will start tomorrow」と送ると「No Spring first!」と返事が来て、話がかみ合わなかったため、そこで初めて「サマータイム」という言葉が和製英語だと気付きました。

それでは、今回の記事では「サマータイム」は英語ではなんと言うのかや、サマータイムの時に使われる英語を紹介します。

「サマータイム」は英語ではなんと言うのか

アメリカでは、「サマータイム」のことを「daylight saving」と表現します。それをふまえて、サマータイム時によく使用される英語をご紹介します。

1. Spring forward, fall back.

このフレーズは、サマータイムの開始と終了を覚えるために使われる非常に有名な言い回しです。特に英語圏でよく聞かれる言葉です。「Spring forward」は春に時計を1時間進めることを意味し、「fall back」は秋に時計を1時間戻すことを指します。サマータイムの変更時期を覚えやすくするための、シンプルでリズミカルな表現です。

例:

  • Don't forget, it's time to spring forward this Sunday!

(忘れないで!今週日曜日は時計を進める時だよ!)

  • When the clocks fall back in the fall, we get an extra hour of sleep.

(秋に時計を1時間戻すと、もう1時間多く眠れるんだよ。)

2. Set your clock forward/back.

サマータイムの開始や終了の際に、最も基本的でよく使われるフレーズの一つが「Set your clock forward」(時計を進める)や「Set your clock back」(時計を戻す)です。サマータイムが始まるときは時計を進め、終わるときは時計を戻すことを指します。このフレーズは、サマータイムの変更を忘れないようにリマインダーとして使われます。

例:

  • Make sure you set your clock forward by one hour before you go to bed tonight.

(今夜寝る前に時計を1時間進めるのを忘れないでね。)

  • I always have trouble remembering to set my clock back when daylight saving time ends.

(サマータイムが終わるときに時計を戻すのをいつも忘れてしまうんだ。)

3. Daylight saving time starts/ends.

このフレーズはサマータイムの開始や終了を簡潔に表現する方法です。英語では、サマータイムの期間を示す時に「daylight saving time starts」(サマータイムが始まる)や「daylight saving time ends」(サマータイムが終わる)という言い方を使います。これらのフレーズは公式な通知や会話でもよく使われます。

例:

  • Daylight saving time starts this Sunday, so don't forget to adjust your clocks.

(サマータイムは今週日曜日に始まるので、時計を調整するのを忘れないでください。)

  • Daylight saving time ends next weekend, so we will get an extra hour of sleep.

(サマータイムは来週末に終わるので、もう1時間多く眠れるね。)

4. Lose/gain an hour.

サマータイムの開始や終了に関連するフレーズの中でも、「Lose an hour」(1時間を失う)や「Gain an hour」(1時間を得る)は非常に一般的です。サマータイムが始まると、時計を1時間進めることになるため、実際の時間が「1時間失われた」と感じることになります。一方、サマータイムが終わると、時計を1時間戻すことで「1時間得る」と感じます。

例:

  • When daylight saving time starts, we lose an hour of sleep.

(サマータイムが始まると、1時間分の睡眠を失うことになるよ。)

  • I love when daylight saving time ends because I gain an extra hour of sleep.

(サマータイムが終わるとき、余分に1時間寝られるから好きだな。)

5. It's time to adjust your clock.

サマータイムが近づくと、時計を調整することを忘れないようにするために、「It's time to adjust your clock.」(時計を調整する時が来た)というフレーズが使われます。このフレーズは、サマータイムの開始や終了時期に、周りの人々に時計を調整するように促すために便利です。特に周囲にリマインドを送る際や、家族や友達に伝えるときに使われます。

例:

  • It's time to adjust your clock for daylight saving time. Don't forget!

(サマータイムのために時計を調整する時が来たよ。忘れないでね!)

  • It's always a good idea to adjust your clocks before you go to bed on the night daylight saving time starts.

(サマータイムが始まる夜に寝る前に時計を調整するのはいいアイデアだよ。)

まとめ

いかがでしたか? サマータイムに関連する英語のフレーズは、時計の調整を忘れないようにするために便利であり、英語圏では日常的に使われるものです。特に、「Spring forward, fall back」という言い回しや、「Set your clock forward/back」というフレーズは非常に有名で、サマータイムの変更時期を簡単に思い出させてくれるものです。サマータイムが始まるときや終わるときに、これらのフレーズを覚えておくと、英語で会話をする際に役立つこと間違いなしです。

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