日本人はなぜ英語が話せないのか?3つの理由と克服するポイント

こんにちは。SSSのMegumiです。

私はアメリカのフロリダ州ジャクソンビルというところに住んでいます。どちらかというと田舎でLAとかNYのような都会ではないですが、日本人会というものもあり、日本人コミュニティでのイベントなどで多くの日本人と触れ合うことができます。最近アメリカに来たという人から何十年もアメリカに住んでいる、という人まで、いろんな人がいます。中には何十年もアメリカに住んでいる人でもほとんど英語を話せない(カタコト)の人も結構います。

「アメリカに住んでいれば英語が話せるようになるんじゃないの?」と思う人もいると思いますが、「アメリカに住む=英語が話せるようになる」というのは残念ながら必ずそうなるというものではありません。では、なぜ日本人は英語を話すのが苦手な人が多いのでしょうか。

今回の記事では、なぜ日本人は英語を話すのが苦手なのか、3つの理由をあげてお話ししたいと思います。

理由1:詰め込み式の学習方法(受験英語の弊害)

皆さんの学生時代のことを思い出してみてください。私が学生だった頃の英語の授業といえば、先生が一方的に喋っていて、指名される人以外は発言する(英語を話す)という機会はほとんどありませんでした。皆さんの多くもそうだったのではないでしょうか。

多くの日本人は、高校受験や大学受験のために勉強をしていて、いわゆる受験英語を詰め込まれて(インプット)います。しかし残念なことに、ほとんど話す機会(アウトプット)はないのです。どんな知識もそうですが、インプットだけでは知識はなかなか定着しないということはよく知られています。

もし、この受験英語をインプットとアウトプットでしっかりと身につけていたとしたら、おそらくもっと多くの日本人が英語を話せるようになっているのではないかと思います。

理由2:日本人の奥ゆかしい性格(間違いを恐れる)

皆さんの学生時代の学校の授業を思い出してみましょう。皆さんはどういう生徒でしたか?授業中、バンバン手を挙げて発言するタイプでしたか?多くの日本人の皆さんが経験している授業は、先生が一方的に喋っていて、指名されるまで発言することはないというのがほとんどではないでしょうか。「目立ちたくない」「間違ったことを言いたくない」という日本人特有の奥ゆかしい性格が関係しているのではないでしょうか。

では、日本人以外の人たちはどうでしょうか。アメリカやカナダの語学学校にはたくさんの学生たちが世界各国からやってきます。彼らに共通して言えるのは、残念ながら文法は無茶苦茶だけど、間違えるのなんてお構いなし!とにかく喋りまくる!ということ。このバイタリティというかチャレンジ精神というか「なんとしても自分の言っていることをわかってもらうんだ!」という熱い想いには本当に感心します。そのおかげ(?)なのか、彼らはすぐにネイティブの友達ができるし、会話の上達も早いです。なぜならこの猪突猛進でアウトプットの機会をたくさん持つことによって、学校習ったことをすぐにアウトプットする機会があるので、まさに「点と点が繋がる」ようにスピーキングがぐんぐん伸びていきます。

特に英語学習においては、日本人特有の「間違いたくない」「間違えると恥ずかしい」という感覚がスピーキング力を伸ばすことの妨げになっています。このマインドセットでいると、間違いたくないので発言できない(発言しない)ということになり、アウトプットの機会を完全に奪ってしまうからです。アウトプットがないと、前述したとおりスピーキング(言い回しや単語、文章を作っていく力)なかなか定着しません。

「間違いたくない」→「怖い」→「英語が口から出ない」という悪循環を断ち切るためには、間違いを減らすこと(*きちんと文法も学習すること)も必要ですね。その上で、文法学習で知識をインプットしたらアウトプットを増やす機会を作って、スピーキングを定着させましょう!

*文法学習については「英語を話せるようになるのに、文法学習は必要か?」というブログに掲載しておりますので、そちらも合わせてご覧ください。

理由3:外国人と話す機会が少ない

皆さんは、日本に住んでいて外国人と英語で話す機会はありますか?最近では多くの外国人をあちこちで見かけますが、実際に外国人の知り合いがいて英語で会話をしないといけない人はほんの一握りだと思います。(そして日本にいる外国人の多くが、とても日本語が流暢な人が多いですよね。私たちの英語よりも向こうの日本語を使った方がスムーズ!と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。)

そう考えると、普通に日本で生活している中で英語のネイティブスピーカーと話す機会というのはほとんどないというのが現状のようです。その状態では、せっかく頑張って英語を勉強したのにアウトプットする機会がないまま、そしてネイティブスピーカーの英語に触れる機会もないままなので、知識(スピーキングスキル)が定着せず、ずっと話せないままになってしまいます。

とはいえ、お勤めをされている方々の中には、会社自体のグローバル化がかなり進んできて、社内の英語の会議が増えてきたという話もよく耳にするようになりました。確実に、日本社会もグローバル化の波が押し寄せてきています。「会社生活を送る中で英語は避けて通れない」という時代がそこまでやってきているので、なんとか自ら英語を話す機会を増やすしかスピーキングを伸ばす手段はないのです。

今は技術も進歩し、オンライン上で友達を作ってビデオ通話を楽しんだりすることも可能ですし、色々なアプリを使って日本にいる外国人と友達になることも可能です。楽しく会話ができる機会を持てるとスピーキング力も上がってくると思いますよ。

SSSは日本人向けに開発されたスピーキング特化プログラム

いかがだったでしょうか。ここでもやはり英語学習のKEYは「インプット」と「アウトプット」の繰り返しによる知識の定着です。

SSSのカリキュラムは、間違いたくない真面目な日本人のために開発されたプログラムですので、文法をベースとしたかリュラムもご用意しております。

もちろんそこでは、学校のような文法の授業を「受け身」で聞いているだけではありません。何度も申し上げますが、先生が説明してくれること(インプット)を生徒が何度も口に出して喋る(アウトプット)することで、知識の定着を図ります。何度も何度も同じ文法の構文を口に出すことで、自然とその文法が考えなくても口から出てくるようになっていくんです。

SSSでは体験レッスンを提供していますので、一般的な英語レッスンとの違いをぜひ体験してみてください!

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