英語スラングの「sticky」の意味と使い方を紹介!例文でまるわかり!

「sticky」の基本的な意味とは?

まずは基本から。「sticky」は形容詞で、もともとは次のような意味があります。

  • ベタベタする、粘着する(例:sticky hands=ベタつく手)
  • 湿っぽい、蒸し暑い(例:a sticky day=蒸し暑い日)

このように、もともとは物理的な「くっつく」「ねばつく」といった感覚を表す単語です。
ですが、スラングとしての「sticky」にはもっと抽象的な意味があるんです。

スラングでの「sticky」の意味とは?

スラングとしての「sticky」は、主に「やっかいな」「危ない」「気まずい」という状況を表すときに使われます。つまり、“a sticky situation” は「厄介な状況」や「やばい状況」という意味になるんです。

例文
That’s a sticky situation.
→ それは厄介な状況だね。

Things got sticky when the police showed up.
→ 警察が来たとき、状況がやばくなった。

My boss asked me something I couldn’t answer… It was kinda sticky.
→ 上司に答えにくい質問をされて、ちょっと気まずかった。

「sticky」はこのように、トラブルや不都合な出来事が起きそうな場面で使われます。日本語で言うと「やばい」「気まずい」「面倒くさい」に近いニュアンスです。

「sticky」を使う時のポイント

ネイティブスピーカーは、少しカジュアルな会話でこのスラングをよく使います。たとえば、友達が仕事のトラブルを話しているときに「Uh oh, that’s sticky!(うわ、それやばいね!)」と言うと、とても自然です。

ただし、ビジネスメールやフォーマルな場面では “difficult” や “complicated” を使うのが無難です。スラングの「sticky」はフレンドリーな場面で使うのがポイントです。

「sticky」と似たスラングの違い

「sticky」と混同しやすいスラングには、awkward や sketchy があります。それぞれ少しずつニュアンスが違うので、例文と一緒に覚えておくと便利です。

awkward(気まずい)

“Awkward” は、人間関係や会話の「気まずさ」「バツの悪さ」を表します。
たとえば、

That silence was so awkward.
→ あの沈黙、めっちゃ気まずかった。

It was awkward running into my ex at the party.
→ 元カレ(元カノ)にパーティーで会って、超気まずかった。

「sticky」が“状況の難しさ”に焦点を当てるのに対して、“awkward”は“人と人との間の気まずさ”を表します。

sketchy(怪しい・危なそう)

“Sketchy” は「怪しい」「危険そう」という意味のスラング。
人や場所に対して使うことが多いです。

That neighborhood looks kinda sketchy at night.
→ あのエリア、夜はちょっと危なそうだね。

He seems nice, but something about him feels sketchy.
→ いい人そうだけど、なんか怪しい感じがする。

「sticky」が「困った・やっかいな状況」
「sketchy」は「信頼できない・危険そうな雰囲気」、という違いがあります。

英語スラングの「sticky」の意味と使い方を紹介!例文でまるわかり!

スラングの「sticky」は、単なる「ベタベタする」だけではなく、 「やっかい」「気まずい」「危険な状況」を表す便利な表現です。

英語の会話では、少しカジュアルなシーンでよく登場する単語なので、例文のように “That’s sticky!” を自然に使えるようになると、ネイティブらしい英語にぐっと近づきます。

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